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受賞報告

総合政策学科の学生チームがアプリ開発ブートキャンプで優秀賞を受賞

2023.12.26

総合政策学科の学生チームがアプリ開発ブートキャンプで優秀賞を受賞しました!

8月22日から9月2日まで開催された、女子大学生ICT駆動ソーシャルイノベーションコンソーシアム(WUSIC)主催のアプリ開発ブートキャンプで総合政策学科の学生チームが入賞しました。

アプリ開発ブートキャンプは、企画、デザイン、アプリ開発、プレゼンテーションスキルを短期間で身に付けることができるハッカソン形式のイベントです。参加企業は富士通株式会社、アシアル株式会社、アドビ株式会社、株式会社セールスフォース・ジャパン、株式会社ラックサイバーリンク、富士通クラウドテクノロジーズ株式会社です。また参加大学は、津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学、大妻女子大学、東京家政大学で、8チーム(32名)が参加しました。津田塾大学からは、総合政策学科の3年生と2年生で構成されたチームが参加し、津田塾大学生チームが制作したアプリ「グリーンリトルヘルパーズ~おいしさとぼうけんのせかいへ!~」が優秀賞を受賞しました。

イベント内容

「日本の社会問題を解決できるアプリ」をテーマに、チームごとにアイデアからデザイン、アプリ開発まですべて行いました。

開発体験では、プログラミング言語について学びながら、簡単なアプリのカスタマイズを行うことで、どのようにアプリが構成されているのか学びました。
アイデアソンでは、グループごとに事前に考えてきた社会問題を解決すべくサービス案を具体化し、ペルソナ(マーケティングにおける架空のユーザー像・人物モデル)の設定などをしました。ここで考えたサービス案を元に、以降の日程でアプリ開発を行っていきます。

デザインフェーズでは、「Adobe XD」や「Figma」といったデザインツールを使用し、チーム毎にアイデアソンで決めたサービスのアプリデザインを考えました。使用したツールではアプリを動かした時の画面の見え方やボタンを押した時の反応などを確認することができます。新規性や実現可能性なども考えつつサービス案を練り直し、画面遷移を考えてチームメンバーと協力しながらデザインを行いました。

開発フェーズは、アプリ開発プラットフォームである「Monaca」を使ったHTML、CSS、JavaScriptでの制作となりました。また、「ニフクラ mobile backend(NCMB)」のデータストアを活用してアプリ内のデータを保存・共有することができるデータベース機能も搭載しました。

各フェーズごとにプレゼン発表もあり、アプリ開発だけではなくプレゼンテーションスキルの向上や、大学・文理専攻・学年の垣根を越えて、学生交流を行うことができました。

アプリの概要

津田塾大学のチームが作成したアプリは、フードロス問題の解決を目的とし、子どもの野菜嫌いを克服するアプリです。子どもの野菜嫌いを悲しむ野菜の妖精たちとユーザーである子どもたちが彼らと交流し、友達になることで野菜に対するポジティブなイメージを向上させることを目指しました。このアプリでは、野菜の妖精たちが子どもたちに話しかける形でストーリーが進んでいきます。また、クラウドと連携させることで、メッセージや写真を送信し、保存できる機能も取り入れる工夫がされています。

参加した感想

今回のイベントでは、主にHTMLやCSS、JavaScriptを使用しました。以前、セミナーでHTMLとCSSを学んだことがありましたが、ほとんど詳しい知識がない状態でイベントに参加しました。しかし、最初に行った基礎的なプログラミングの講習やメンターの方々の助けのおかげで私たちが取り入れたい機能をアプリ上に実現させることができました。短い期間でのアプリ開発でしたが、メンバーと協力しながら試行錯誤したことで、プログラミングに関する知識が深まったように感じます。また、自分の成長を感じる貴重な経験となりました。

(総合政策学科2年 乃万 智美)

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